江畑 哲男氏
東葛川柳会代表
(一社)全日本川柳協会副理事長
麗澤大学オープンカレッジ講師
川柳は「人間」を詠みます。人間の「喜怒哀楽」を詠みます。極めて短い言葉で言い表します。ココが難しいところであり、楽しいところでもあるのです。
川柳は「口語」を用います。話し言葉で詠めるのです。親しみを感じさせますよね。他方、一見簡単そうに見える口語文芸ですが、実際につくってみると案外奥が深い。そんな実感を持たれた方も少なくないことでしょう。
過去最高の応募総数でした。作品のレベルも上がって参りました。そんな川柳に挑戦してくださった皆さんに感謝を申し上げます。有り難うございました。
西山ともこさん
ハッピーエピソードが大
好きで募集してはマンガ
化している、二女の母。
育児中の大切な思い出や気持ちが込められた一句一句を読んで、
本当にあたたかく、幸せな気持ちにさせて頂きました。
どの句もお子さんへの愛情や、一生懸命育児を頑張る姿が目に浮かんできて、育児中の身としては共感の嵐です!
年々応募数も増え、今年も「育児あるある川柳」を読むのがとても楽しみでした。
次回も、「育児あるある川柳」で皆さまの素敵な作品を楽しみにしております。
和田 寿昭
第4回「育児あるある川柳」にご応募をいただき、ありがとうございました。生まれてきてくれた子どもたちの成長を願う親の気持ちは皆同じです。子育ては苦労も多いけど楽しみもいっぱい。この中でのエピソードを時事ネタを交えてユーモラスに川柳として表現してもらった作品も数多くありました。今年は昨年よりさらに応募数が増加し、41,118件もの共感できる微笑ましい素敵な作品ばかりでした。次回も育児にまつわる心温まる作品をお待ちしています。
江畑先生からのひとこと
楽しい作品ですね。子育て期にはこんな場面にしばしば出くわします。何と言ってもユーモラス。加えて、ブレイキンという話題の新競技をつかまえて上手に喩えました。最優秀賞、おめでとうございます。